由伸巨人に恵みの雨 2位死守へローテ再編、De戦に菅野投入も
巨人・高橋由伸監督(41)が20日、台風の影響で阪神戦(甲子園)が中止になったことを受けて、完全休養日に切り替えて帰京。チーム状態は悪いだけに「早めに(中止が)決まって移動できるのは良かった」と、前向きに捉えた。
今カードの3連戦のうち2試合が中止。巨人にとっては、さまざまなプラス材料が生まれることになった。中止になった18日と20日の阪神戦は、30日と10月1日に振り替えられることが決定。同3日から行われる宮崎フェニックスリーグでCSに向けた実戦練習も予定されているが、内田打撃コーチは「少しでもCSに近い時期に、レベルの高い実戦ができるのはいいこと」と、シーズン最終戦が延びたことを歓迎した。
日程に余裕ができたことで、先発ローテも再編。23日、DeNAとの直接対決にエース菅野を投入することも可能となった。指揮官は「まずは順位を決めないといけない」と、2位死守へ全力を注ぐつもりだ。