青学大開幕3連勝 葛川が今季初先発初勝利 大阪桐蔭でL森友哉とバッテリー
「東都大学野球2部、青学大3-1拓大」(21日・府中市民球場)
青学大が開幕3連勝を飾った。葛川知哉投手(3年・大阪桐蔭)が8回7安打1失点で今季初勝利を挙げた。
キレのいい直球に加えて、この試合で初投入したという遅いシンカーが有効。今季初先発で、開幕カードで連勝していた4年生コンビの岡野祐と近藤に続き「いい流れで来ていたので壊さないように。どんな形でもいける準備はしていた」と、笑顔がはじけた。
大阪桐蔭では3年時に春夏連続で甲子園出場。エース右腕として、森友哉(現西武)とバッテリーを組んだ。今年も西武戦を観戦するなど「すごいですね」と、同級生の活躍は刺激になっている。
今春は優勝したものの、入れ替え戦で敗れた。「悔しい思いを晴らしたい。上級生に頼れるのも今季まで。今から自覚を持ってやらないと。自分たちの代は神宮でやりたい」。最大の目標である1部復帰を果たすためにも、投手陣の柱への成長を誓った。