守護神サファテ外国人&パ新42S!ソフトバンク連勝で猛追
「西武3-4ソフトバンク」(24日、西武プリンスドーム)
ソフトバンクはしぶとく2連勝し、リーグ3連覇への望みをつないだ。最後は守護神デニス・サファテ投手が1点差を守りきり、パ・リーグ記録を更新するシーズン42セーブ目をマークした。
1点リードの九回、2死から右前打と盗塁でピンチを招いたが、渡辺を154キロ直球で左飛に仕留めた。昨年樹立したリーグ新記録で、2008年クルーン(巨人)らの外国人記録にも並んでいたが、いずれも更新。「とてもうれしい」と目を細めた。
工藤監督は「彼がいることで八回までという考えができる」と信頼感を口にして称賛。チーム最多の61試合に登板している右腕は「必死に最後の力を振り絞ってやれたら」と逆転V3を誓った。
それでも首位の日本ハムが楽天に勝ったことで、チームの自力優勝復活はならなかった。残り6試合。指揮官は「みんなが何とかしようという気持ちでやっているいい状態。また次も勝つという気持ちでやっていく」と表情を引き締めた。