ラミレス監督 番長にも非情采配予告…先発予定29日ヤクルト戦は勝利最優先
DeNAのアレックス・ラミレス監督(41)が26日、シーズン最終戦で非情采配を振るう可能性を明かした。29日・ヤクルト戦は今季限りでの引退を表明した三浦大輔投手(42)が先発予定だが、チームの勝利を最優先する。
「もちろんミウラサンに勝ち投手になってもらいたいが、チームが勝たないといけない」。5連勝で勝率5割に復帰し、2位・巨人と1・5ゲーム差。28、29日のヤクルト戦に連勝し、巨人が残り2勝3敗以下なら逆転で2位に浮上する。
三浦の登板にはプロ野球新記録の24年連続勝利がかかるが、その可能性を絶つ交代も躊躇(ちゅうちょ)しない。「CSを勝ち抜いて、日本シリーズで優勝したい。ミウラサンも一緒に」。逆転2位の可能性を追い求め、日本シリーズ進出への道を描く。