西武・岸に炭谷が“ラブコール”「来年以降も組ましていただければ」

 「西武3-0日本ハム」(27日、西武プリンスドーム)

 西武は先発の岸が7回無失点の好投で9勝目(7敗)を挙げた。女房役の炭谷が、2-0の五回に今季初アーチを放ち援護した。2人が立ったお立ち台では、炭谷が、今季最終登板となった岸に「来年以降も組ましていただければなと」と、“ラブコール”を送る一幕もあった。

 岸は国内FA権を取得しており、今季で3年契約が切れることから、去就が注目されている。優勝へのマジック1で臨んだ日本ハム打線を抑えて存在感を見せつけた右腕は、お立ち台で「ファイターズの最近の試合を見ていて、抑えられるイメージがあまり沸いてなかったんですけど、銀(捕手の炭谷)がリードをしてくれて、いい形で終われました」と感謝した。

 チームは28日の日本ハム戦が今季最終戦。最終登板となった岸は「けがで今年も抜けて迷惑ばかりかけていたんで、最後ぐらいはしっかりと投げたいなと思っていました」と振り返った。炭谷は「今年は岸さんと組むことはこれが最後ですけど、来年以降も組ましていただければなと」と話すと、スタンドからは大歓声が起こった。

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