西武・田辺監督 辞任を表明「申し訳ない」後任候補に中日・辻コーチ
西武の田辺徳雄監督(50)が27日、西武ドームで行われた日本ハム(24)戦の試合後に記者会見を行い、試合前に球団に辞意を伝えたと明らかにした。1979~81年以来の3年連続Bクラスにとどまり、成績不振の責任を取った。「伝統と歴史のある球団。上位に押し上げられず、申し訳ない」と話した。
田辺監督は1軍打撃コーチだった14年6月に伊原春樹前監督の休養に伴い監督代行を務め、15年から監督に就任。今季は岸、菊池、中村ら投打の主力に故障が相次ぎ、6月以降、14カード連続勝ち越しなしなど低迷した。
後任には球団OBで中日1軍作戦兼守備コーチの辻発彦氏(57)が挙がっており、両球団が全日程を終える28日以降に交渉を進める見通しだ。