張本勲さん、自分の引退は「ケラケラ笑われた」 最近の選手をうらやむ
野球評論家の張本勲氏が2日、レギュラー出演している「サンデーモーニング」(TBS系)のスポーツコーナーに出演し、最近のプロ野球選手が引退時に多くの人々から惜しまれるようになったことをうらやんだ。
番組では、DeNAの三浦大輔投手をはじめ、ロッテのサブロー外野手、広島の倉義和捕手といった顔ぶれの引退試合をまとめたVTRが放送された。
これを見た張本氏は「今の選手は幸せだねえ」としみじみ。「泣いている人もいた。ウグイス嬢も泣いていた」と、多くのファン、関係者が涙していた様子に触れつつ「私、3000本(安打)ですよ。日本記録も3つ4つ持っているんですよ。ケラケラ笑われましたよ」と自身が引退した時のことを自虐的に表現。「性格が悪いからでしょうね」と分析していた。
張本氏は1959年に日本ハムの前身である東映でプロとしてのキャリアをスタートさせた。巨人、ロッテと渡り歩き、81年までにNPBの通算最多記録である3085安打を放った。