甲子園準V“イケメン右腕”北海・大西、次の舞台は神宮熱望
「岩手国体・1回戦、木更津総合3-2北海」(2日、岩手県営球場)
夏準優勝の北海(北海道)は木更津総合(千葉)にサヨナラ負けした。
今夏の甲子園で準優勝を果たした北海・大西健斗投手(3年)が、代打で先制の左中間2点二塁打を放った。右肘痛の影響でスタメン出場はなかったものの、今後は東京六大学を志望し、野球を続けていく。
代打・大西の名前がコールされると、球場が一気に沸いた。二回2死一、三塁の場面。初球、内角低めの直球を完ぺきに捉えると打球は左中間を真っ二つに破った。「甲子園でもあまり打てていなかったので、次のステップにつながるし、うれしかったです」と満面の笑みを浮かべる。
今後は「高校野球は甲子園。大学野球は神宮といった環境でプレーできるように一生懸命頑張りたい。人として成長したい」。イケメン右腕の視線は、大学野球の聖地・神宮の舞台へと向いている。