ドラ1候補の桜美林大・佐々木が3安打完封 年間7完封で菅野に並んだ

完封勝利にガッツポーズしながら雄たけびを上げる桜美林大・佐々木=大田スタジアム(撮影・棚橋慶太)
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 「首都大学野球、桜美林大1-0東海大」(8日、大田スタジアム)

 阪神などがドラフト1位候補に挙げる桜美林大・佐々木千隼投手(4年・日野)が、3安打完封で今季3勝目。今春からリーグ戦では年間7完封となり、東海大・菅野智之(現巨人)が11年にマークした連盟最多の数字に並んだ。

 佐々木千は140キロ台中盤の直球に加え、スライダーなどの変化球でも制球よくコースを突いた。九回2死二塁から中前打を浴びたが、中堅手の好返球で二走は本塁寸前タッチアウト。初回に山野辺翔内野手(4年・桐蔭学園)の先頭打者本塁打で挙げた1点を、最後まで守り抜いた。

 優勝への望みをつなぐ1勝に「本当に勝ててよかったです」と会心の笑顔。「打者に向かっていく姿勢を大事にして投げられた」と、エースの責任を果たした充実感に浸った。

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