大阪桐蔭“スーパー1年生”根尾、公式戦初先発7回2安打無失点
「秋季高校野球大阪大会・準々決勝、大阪桐蔭7-0北野」(8日、舞洲ベースボールスタジアム)
公式戦初先発となった大阪桐蔭の“スーパー1年生”・根尾昂投手(1年)が、7回2安打無失点、9奪三振の好投で4強進出の原動力となった。直球の最速は144キロを計測。「ゼロに抑えられて、勝てて良かったです」と笑みを浮かべた。
立ち上がりは緊張からか力みが抜けなかった。先制した直後の三回には先頭に四球を与え「点を取った直後だけに反省です」と振り返り、西谷浩一監督(47)から「三振を取りにいってるやろ?」と指摘されたという。
「とにかくテンポを意識して。攻撃につなげられるような投球を」と尻上がりに調子を上げた右腕が、最速を計測したのは最終七回。投打において、計り知れないポテンシャルを根尾は秘めている。