DeNAラミ監督「ゲコクジョー」に自信 マツダは「得意な球場」

 「セCSファイナルS・第1戦、広島-DeNA」(12日、マツダスタジアム)

 DeNAのアレックス・ラミレス監督(42)が11日、CSファイナルSでの「下克上」に自信をのぞかせた。敵地とはいえ、マツダスタジアムとはなかなかの好相性。ファーストSで巨人との死闘を制した勢いをそのままぶつけ、独走優勝した広島の足をすくう。

 日本球界を知り尽くすラミちゃんが記憶をひもといた。「ゲコクジョー?その日本語は初めて聞いたけど、ロッテがやったことがあるのは知っているよ」。目指すのはリーグ3位からCSを勝ち抜き、日本シリーズに出場した2010年のロッテの再現だ。

 「うちは今季、マツダスタジアムで打率・268、16本塁打。得意な球場でプレーできることにアドバンテージがあるんじゃないか」。5勝7敗と負け越したが、ホーム・横浜スタジアムの・267すら上回る高打率。広島打線にも引けを取らない自信がある。問われるのはチーム全体の総合力。シーズン負け越しチームとして初の日本シリーズ進出へ、一丸となってコイを倒す。

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