由伸巨人、まずは現存選手で“補強” 立岡、重信に二塁再挑戦プラン
巨人・立岡宗一郎外野手(26)と重信慎之介外野手(23)が、二塁に再挑戦するプランが浮上していることが14日、分かった。二塁はチームが抱える課題。高橋監督は就任2年目を迎える来季の改革として、俊足の2人の選択肢を増やし、戦力の底上げを図る。
今季の二塁は70試合のクルーズを筆頭に、9人が先発するなど最後まで正二塁手を確立できなかった。そこで来季はクルーズ、片岡、山本らの候補に2人を加え、争いをより激化させる方針だ。秋には若手中心の宮崎キャンプが行われるが、指揮官は「当然やらなきゃいけない人は多くなるんじゃないですか?」と厳しい秋を予告している。
2人は今季、全て外野での出場。二塁での出場が実現すれば立岡は昨季以来、重信は大学以来となる。ともに長所に「足」を持ち、チームに今年足りなかった走塁面での貢献度も高められる存在だ。今オフにはFA、ドラフトなども控えるが、まずは現存選手での“補強”でチームを活性化させる。