巨人・堤GMが桜美林大・佐々木を称賛!今秋初視察「ものがいいこと確認」
「首都大学野球、桜美林大2-1日体大」(15日、バッティングパレス相石スタジアムひらつか)
巨人・堤辰佳GM(51)が15日、ドラフト1位候補の桜美林大・佐々木千隼投手(22)を称賛した。日体大戦で150キロ台を連発した右腕を今秋初めて視察し、「コントロールも良く、ものがいいことを確認できた」と大きくうなずいた。
ドラフト直前の“最終チェック”。球団内では佐々木の評価が日増しに高まっているとみられ、「何とか1回見たいと思っていた」と堤GM。同じ時間帯には創価大・田中正義投手(22)が流通経大戦に登板したが、佐々木の実力を編成トップが自らの目で確認した。
この日はスカウト陣がフル稼働。山下スカウト部長は午前中に明大・柳裕也投手(22)の登板を視察後、午後からは創価大・田中の状態を確認した。最速153キロを計測した田中については抜群だった昨年と比較し、「変化球の腕の振りがもうひとつ」と物足りなさも口にした。
現在、ドラフト1位候補にあたるA評価は佐々木、田中を含めて6人。18、19日のスカウト会議で“本命”を決定する方針だ。