DeNA岡村新社長が球場改修に言及「狭さのデメリットある」

 16日付けで就任したDeNAの岡村信悟社長(46)が17日、横浜市内の球団事務所を就任以来初めて訪れた。社員を前に所信表明した後で報道陣に対応。中長期的な目標として、「狭さのデメリットはあると思う」と横浜スタジアムの改修について言及した。

 今季は主催72試合で、日本一となった98年を上回る、球団史上最多の193万9146人の動員を記録。今季の座席稼働率が93・3%、完売は31回を数え、需要が供給を上回ったのは明白だった。

 座席増設が今後の大きな課題の1つ。「今のキャパシティーを考えると厳しいものがある。神奈川県の人口は900万人、横浜市は350万人。ポテンシャルを考えると、お客さんに来ていただける、トップクラスのものはある」と話し、横浜市などとともに改修を進めていく考えだ。

 また、横浜スタジアムに隣接する横浜市役所が移転、同じ関内駅を最寄りとする横浜文化体育館の改修も決まっており、「関内の街作りの視点に立って、全体でスポーツタウンとして新たな空間を作りたい」という構想を掲げた。

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