オリ・福良監督、球団へ異例お願い 「開幕2戦目任せられる投手を」
オリックス・福良淳一監督(56)が20日に行われるドラフト会議を前に1位指名について「開幕2戦目を任せられる投手」を球団にリクエストする考えを17日、明らかにした。
指揮官は真剣だ。現在のところ1位指名を誰にするのか伝えられていない。
「19日の前日会議まで分からないんちゃうかな。即戦力投手はいるからね。1位だけでなく2位も投手でいい。それも“5月くらいから1軍で”なんてダメ。開幕2戦目に先発できるのじゃないと“ハイ”と言わんよ」
今年は高校、大学、社会人で150キロを超える球を投げる投手が24人を超えるという豊作の年。選択肢が多いだけに、すんなり結論が出ないことは理解できる。
ただ、最下位からの逆襲を目指すチームを預かる指揮官としては故障持ちや、育成ありきは論外。開幕ローテに入る投手が条件だ。無理難題を言っているつもりはない。今季も開幕2戦目はドラフト2位の近藤を抜てきした。どんな答えが出てくるのか前日会議は紛糾必至!?