DeNA高田GM、柳、佐々木千を外すも「予定通り」

 「プロ野球ドラフト会議」(20日、グランドプリンスホテル新高輪)

 DeNAの高田繁GM(71)はドラフト会議終了後、「バランスよく獲れた」と満足そうに振り返った。

 1位で入札した明大・柳裕也投手(22)、外れ1位の桜美林大・佐々木千隼投手(22)はくじで敗れたが、外れ外れ1位で神奈川大・浜口遥大投手(21)の交渉権を獲得。「予定通り。佐々木は残っているとは思わなかったから(行った)。柳を外したら浜口かなと思っていた」と想定内の対応だった。

 2位で東海大北海道の右腕、水野滉也投手(22)を指名し即戦力の2投手を確保すると、3位以降は高校生3人、大学生3人、社会人1人と、育成選手1人を含め10人との交渉権を得た。

 「即戦力の投手を獲れたので、3位以降で、できたら右の野手をと思っていた」と、3位で秀岳館・松尾大河内野手(18)、7位で平成国際大・狩野行寿内野手(22)を指名。「松尾も狩野も残っていた。2人とも右のパワーヒッター。獲りたい野手も獲れた」と納得の表情だった。

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