同大V王手!藤浪の高校同級生が白星 特定疾患IgA腎症を乗り越え
「関西学生野球、同大2-1立命大」(21日、わかさスタジアム京都)
同大が立命大を下し、11年秋以来、5年ぶりのリーグ制覇に王手をかけた。大学1、2年時の難病を乗り越え、大一番の先発マウンドを託された平尾奎太投手(4年・大阪桐蔭)が七回途中1失点の好投。リーグ4連覇を目指す立命大は崖っぷちに立たされ、関学大に敗れた関大は立命大とのプレーオフへわずかな望みをつなぐ。
大一番で勝利投手となった平尾奎は「支えてくれた人に感謝して」と、七回途中1失点の好投。高2の秋に特定疾患のIgA腎症にかかり、大学1、2年時は運動禁止に。そこから完全復活し、ラストシーズンで優勝に王手をかけた。大阪桐蔭で阪神・藤浪と、オリックスから8位指名を受けた立大・沢田と同級生だった左腕。社会人野球に進む予定で「2人を追って自分もプロを目指したい」と力を込めた。