元巨人・河原氏、子どもの“野球離れ”解消へ尽力
投手として巨人などで活躍し、2012年から15年まで四国アイランドリーグplusの愛媛マンダリンパイレーツ(MP)でプレーした河原純一氏(43)が、「モアベースボールプロジェクト」の立ち上げを発表した。
野球を通じて子どもたちのスポーツ環境向上を目指すもので、河原氏と愛媛MPの選手らが定期的に県内の私立幼稚園や小学校を訪問。簡単な遊びを通じて野球の楽しさを伝え、投球動作の基礎を教えることでソフトボール投げ(スポーツテスト)の記録向上を図る。また、SNSなどで活動についての情報発信を行い、講演会の開催なども予定しているという。
子どもたちの運動能力低下や“野球離れ”を心配する河原氏。21日に行われた会見では「自分自身の体験から、幼少期に野球を教わることがすごく大切だと感じる」と話し、「運動する環境をつくることで愛媛の子どもたちの力になれれば」とPRした。
河原氏は15年に現役引退後、愛媛MPの運営会社「星企画」に入社。営業・企画を担当しており、今回のプロジェクトも自身がプロジェクトリーダーとして企画立案した。