桜美林大・佐々木千隼、田中正義とドラ1対決で完投勝利

 「関東地区大学野球選手権・2回戦、桜美林大4-1創価大」(31日・横浜スタジアム)

 注目の対決は、ロッテからドラフト1位指名された桜美林大・佐々木千隼投手(4年・日野)が1失点完投勝利。4回4失点で降板したソフトバンクの1位指名、創価大・田中正義投手(4年・創価)に投げ勝った。

 佐々木は140キロ台中盤の直球とシンカーなど多彩な変化球を自在に駆使。8安打を許したものの、打たせて取る投球で九回の1失点のみに封じた。

 田中は初回に自らの野選もあってピンチを広げると、適時三塁打などを浴びて3失点。直球は152キロを計測したが、四回にはソロを被弾し、この回でマウンドを降りた。

 佐々木の好投で、桜美林大は準決勝進出。明治神宮大会出場にあと1勝とした。

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