DeNAドラ1・浜口はまさか1/3回5失点で終戦
「関東地区大学野球選手権2回戦、共栄大8-1神奈川大」(1日・横浜スタジアム)
DeNAにドラフト1位指名された神奈川大のMAX151キロ左腕・浜口遥大投手(4年・三養基)が、無念の大量失点で大学野球生活を終えた。
試合開始からいきなり連続四球を与える立ち上がり。さらに3連打を浴びるなど5失点。打者9人に対して4安打4四球、1死しか取れずにマウンドを降りた。
1週間前に左手中指の血豆をつぶして本調子には程遠く、直球の最速は144キロ止まり。それでも「自分の今の実力」と言い訳はせず「力が入って制球が定まらなかった。そこがすべて。チームを勝ちに導けなくて悔しい」と、懸命に涙をこらえた。
来季からは、この日と同じ横浜スタジアムが本拠地となる。「技術的にも気持ち的にもまだまだ。プロで汚名を晴らせるように頑張りたい」と、成長を遂げた姿を披露することを誓った。