ロッテのドラ2、大阪ガス・酒居がJR四国を3安打完封 社会人日本選手権

ロッテからドラフト2位指名を受けた大阪ガス・酒居=京セラドーム
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 「社会人野球日本選手権・1回戦、大阪ガス1-0JR四国」(1日、京セラドーム大阪)

 ロッテからドラフト2位指名を受けた大阪ガス・酒居知史投手(23・大体大)が、JR四国戦に先発し、13三振を奪って3安打完封。2回戦へ進出した。

 初回、七回と2度、球審から2段モーションの指摘を受けた。それでも動揺することなく、丁寧に両コーナーを突いた酒居。味方が二回に奪った1点を最後まで守りきり、スコアボードに9つのゼロを並べて見せた。

 2段モーションについては今季の開幕前に指摘され、試行錯誤を続けてきた。フォームのバランスを崩して腰痛を発症し、春先は試合に登板することができなかった。

 「オープン戦から指摘されてきたことなんで。社会人で野球をやる以上、受け入れないといけない」と語った酒居。ただ竹村監督は「本人の中で吹っ切れた部分というか、この2週間はしっかり投げ込んできましたから。心身ともに充実してきているところがあると思います」と明かす。

 13奪三振で最小リードを守ったことに「こういう大会は最少失点で勝てるように。競った試合で勝てる投手になりたい」と力を込めた酒居。社会人生活最後の大会となる日本選手権で快投。持ち味でもある類い希な制球力と抜群の安定感が、プロでは敵地となる京セラドームのマウンドで復活した。

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