大阪桐蔭が逆転負け 西谷監督、レギュラー争い激化を予告

ベンチ前で選手に指示を出す大阪桐蔭・西谷監督(左)=紀三井寺球場
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 「秋季高校野球近畿大会・準決勝、神戸国際大付5-3大阪桐蔭」(3日、紀三井寺球場)

 3年連続のセンバツ出場に当確ランプを灯している大阪桐蔭が、神戸国際大付に逆転負けを喫した。

 1点リードの九回、香川麗爾投手(2年)が1死から2本の本塁打で試合をひっくり返された。西谷浩一監督は「あそこで粘れる力をつけていかないといけない。勝ち越してあと1イニングというところで、冷静だったと思うんですが、コントロールミスがあった。香川はああいうところでしっかり抑えないといけない投手」とゲキを飛ばす。

 今大会は1試合ごとにオーダーを入れ替えながら戦った。この試合でも積極的に2桁の背番号を背負った選手を起用し「複数ポジション守れる選手も多い。今までベンチだったけど、状態が良かった選手も多かった。ベンチ外にも試してみたい選手がいる」と指揮官は明かす。

 来春へ向け「11月までは練習試合ができるので、しっかりと競争させたい。そこから冬のトレーニングに入る。力の似た選手が多いので、来年の春は僕自身もどういうオーダーを組んでいるか予想ができない」と激しいレギュラー争いを予告した。

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