履正社・山口、入団拒否の「意思は変わりません」 日本ハムからあいさつ受けるも
日本ハムからドラフト6位指名を受けた山口裕次郎投手(18)=履正社=が4日、同校で指名あいさつを受けた。それでも「意思は変わりません」と明言し、次回交渉で入団拒否を伝える方針だ。
約30分間、指名に至った経緯などを説明された山口。当初から4位以下であれば社会人野球のJR東日本に進む意向を示していたが、気持ちが揺れ動くことはなかった。「気持ちは変わらない。次、お会いしたときに気持ちを伝える」と明かす。
日本ハムの大渕スカウトディレクターは「『ごあいさつに来ていただいてありがとうございます』と言ってくれて、非常に好感が持てました」と言う。その上で「日本ハムとしては指名して交渉権を獲得して、話がしたい。交渉をしてみたい」と入団に向けて説得する意向を示した。
だが本人は11月下旬に入社試験を控えており、早急な結論が求められている。次回交渉日程は決まっていないが、両親と相談した上で、変わらぬ意思を貫き通す。