履正社25年ぶり春秋連覇!安田が猛攻牽引 清宮とのドラ1候補対決「楽しみ」

 「秋季高校野球近畿大会・決勝、履正社8-2神戸国際大付」(5日、紀三井寺球場)

 履正社(大阪)が15安打8得点で神戸国際大付(兵庫)を圧倒し、秋は11年ぶり2度目の近畿大会優勝を果たした。今春も制し、春秋連覇は91年の天理以来、25年ぶり。来年ドラフト1位候補の安田尚憲内野手(2年)が2安打で打線をけん引し、明治神宮大会で早実・清宮幸太郎内野手(2年)との“ドラ1候補対決”に意欲を見せた。

 ゲームセットの瞬間、安田はガッツポーズとともに雄たけびをあげた。「清宮君も神宮に来るので、当たるチャンスがあれば見てみたい」。近畿を制し、神宮大会への切符をつかんだ。15安打を放った打線をけん引したのは主砲のバットだ。

 三回、1死一、二塁から遊撃へ痛烈な内野安打を放ちチャンスを広げると、続く若林将平外野手(2年)の押し出し四球で先取点を奪った。七回には1死から左中間を真っ二つに破る二塁打を放って出塁。「うまく軸を残して振ることができた」と納得の一打を足がかりに一挙4点を奪って突き放した。

 「神宮で初めて野球をやることができるので」と笑った安田。自身と同じ来年ドラフト1位候補の早実・清宮が東京代表として出場を決めており「見てみたい。軽くパーンと本塁打を打てる打者。楽しみです」と言う。

 近畿大会では一発が出なかっただけに「神宮で本塁打を打ちたい」と力を込めた西の大砲。来春センバツを前に、世代を引っ張る両雄が共演する。

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