山口残留信じる…DeNAナイン懇願 高城が、井納が…本音を吐露
FA宣言したDeNAの山口俊投手(29)に対して9日、チームメートの高城俊人捕手(23)、井納翔一投手(30)から残留を願う声が生じた。
横須賀市のベイスターズ総合練習場で調整中の高城は「僕は残ってくれると思う」と願望を口にした。今季は専属捕手として山口が先発した全19試合でマスクをかぶった。「1年間組んできて、毎週この1試合しかないと思ってやってきた。性格的なものも理解できたし、球種の幅も広がったと思う」と1年を振り返り、来季への継続を思い描いた。
右ふくらはぎの張りのため奄美キャンプから離脱した井納も横須賀で調整。1年年下の山口とは、ともに先発陣を引っ張ってきた間柄。「野球人生で一度しかない権利ですから」と宣言に理解を示しつつ、「正直、残ってもらいたい」と本音を吐露していた。