侍ジャパン筒香が同点打 チーム初安打で重い空気振り払う

5回、筒香は中越えに適時二塁打を放つ=東京ドーム(撮影・西岡正)
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 「侍ジャパン強化試合、日本代表-メキシコ代表」(10日、東京ドーム)

 日本代表が五回、筒香(DeNA)の適時二塁打で同点とした。チーム初の安打で、重い空気を振り払った。

 日本は初回、相手投手の乱調につけ込み、無安打で1点を先制した。しかし二回以降も安打は出ず、四球でつくった好機もことごとくつぶした。

 1-2で迎えた五回は、先頭の2番・秋山(西武)が四球で出塁したが、3番・山田(ヤクルト)は一飛、4番・中田(日本ハム)は中飛であっさり2死。しかし、ここで5番・筒香が閉塞感を吹き飛ばす一打を放った。中堅フェンスを直撃する二塁打。あとわずかでフェンスオーバーという当たりで、一塁走者が同点のホームを踏んだ。筒香は「ランナーがいたので、思い切って強い球を打ちに行きました」とコメントした。

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