大谷が侍ジャパン初アーチ メジャー通算53勝右腕から驚愕の特大本塁打
「侍ジャパン強化試合、日本-オランダ」(12日、東京ドーム)
「6番・DH」で先発した大谷翔平投手(日本ハム)が国際試合初の本塁打となる驚愕の一発を放った。
五回、先頭で迎えた第2打席だった。メジャー通算53勝をマークしている右腕、ジャージェンスの投じたカウント3-2から真ん中内へと入った直球をフルスイング。打った瞬間それと分かる当たりは、バックスクリーンやや右側、あわや大看板直撃という特大アーチとなり、ファンの度肝を抜いた。
その直前、五回の守備ではこの回からマウンドに上がった、大谷と同学年の藤浪(阪神)が4番のサムスに2ランを浴びたが、二刀流の一打でその差を3点に縮めた。
国際試合でもキラリと光る存在感を見せつけた二刀流は、「フルカウントだったので、フォアボールでもよかったのかなと思いました。ホームランはたまたまです。逆転できるように頑張ります」とコメント。
侍ジャパンはさらにこの回2死満塁の好機をつくると、坂本が同点の3点適時打を放つと、4番の中田、5番の筒香にも適時打が飛び出し、一挙6点を挙げて逆転に成功した。