DeNAドラ2東海大北海道・水野5回8K 沈むスライダー効果的
「明治神宮野球大会大学の部・1回戦、東海大北海道3-2日本文理大」(12日、神宮球場)
動じないプロ向きの精神力を見せた。DeNAからドラフト2位指名された東海大北海道・水野は五回無死満塁の大ピンチで登板。内野ゴロの間に1点を失ったが、最少失点で切り抜けた。
「ピンチで燃える部分はあります。緊張感?あっても、いい緊張感ですね」
最終回まで投げきって5回8奪三振。右横手から、沈むスライダーが効果的だった。担当の河原スカウトは「両方いけるけど、中継ぎがいいかな。セは右にいいバッターが多いけど、抑える球を持っている」と期待した。
打席では六回、スクイズを成功。しかも内野安打となり「大学初安打初打点です」と喜んだ。ドラフト後は「プライドを持ってマウンドに上がるようにしている」と言う。次戦は強豪日大戦。違いを見せつける。