QVCからZOZOマリンへ 10年31億円で締結
ロッテの本拠地「QVCマリンスタジアム」の新名称が、「ZOZOマリンスタジアム」に決定したことが18日、明らかになった。
同日、千葉市が次期ネーミングライツについて、10月28日から優先交渉権者だった株式会社スタートトゥデイと千葉市、及び千葉ロッテ・マリーンズの3者で協議していたが、合意に達し17日に契約を締結し、新名称をこの日、発表した。
施設名称の「ZOZOマリンスタジアム」は、英語表記で「ZOZO MARINE STADIUM」。略称は「ZOZOマリン」または「ZOZO」となる。
新名称開始日は平成28年12月1日。契約期間は平成28年12月1日~平成38年11月30日までの10年間。
ネーミングライツ料は、年間3億1千万円(消費税および地方消費税別途)。総額は31億円。
株式会社スタートトゥデイが、千葉市および、株式会社千葉ロッテマリーンズへ各年、それぞれ1億5500万円を支払う。
ロッテ・山室晋也球団社長は「スタジアムに近い千葉市の幕張に本社を置かれ、地域密着を推進される株式会社スタートトゥデイさまとネーミングライツ契約を結べましたことを大変、うれしく思っております。これをご縁に千葉ロッテマリーンズはスタートトゥデイさま、千葉市と共にさらに地元の皆さまに愛され、喜ばれるスタジアム作りに推進していきたいと思っています」とコメントし、さらにこんな決意を語った。
「千葉ロッテマリーンズは、まだ本拠地で優勝の胴上げをしたことがありません。来る2017年シーズンは、この『ZOZOマリンスタジアム』でリーグ優勝を果たし、そして日本シリーズを開催し、日本一の胴上げができることを目指し、頑張ります」。