DeNA来季Vよ~く見えます 秋季キャンプで目の精密検査実施
DeNAが来季へ“視界改革”して臨む。8月から業務提携を結ぶオークリー社が18日、秋季キャンプ地の奄美で個々の目の精密検査を実施。検査結果に球場や天候、時間別の球の見え方などの条件を加味した個人専用のサングラスレンズを提供することになった。
オークリー社の「ローリング オー ラボ」という視機能測定特別車両で、選手は角膜の形や、瞳孔径の大きさなどを測定した。
同社の露木慎吾ビジョンデベロップメントダイレクターは「ある選手は晴天時は1・2見えていたのが、薄暮だと0・4まで落ちる」と個々の目に個性がある例を挙げた。また、「バックスクリーンが緑のマツダ、青の横浜でも打者の球の見え方も変わるんです」と環境面で見え方が変わることも説明した。
検査を受けた白崎は「レーシックを受けたんですが見にくい部分もあった。改善できれば。よくなるといいですね」と期待する。検査はキャンプ前から始まっており、キャンプ後も全員を対象に行う。専用レンズを新たな武器とする。