オリックスが糸井人的補償で大物獲りも 能見、鳥谷、西岡も候補?「即戦力欲しい」
オリックス・長村裕之球団本部長(57)は21日、流出した糸井の補償について「きょう糸井選手から他球団で挑戦したい気持ちを受けたばかりなので、後のことは全く考えていない」と話した。
糸井はBランクとみられ、旧年俸の60%もしくは相手球団がプロテクトした28人以外の選手と旧年俸の40%の金銭の獲得、のいずれかを選べる。これについてある球団幹部は「即戦力が欲しい。うちのウイークポイントを補えるなら大物でも構わない」と話した。
過去にはソフトバンクに移籍した寺原の補償で馬原を獲得したこともある。チームは左腕と二遊間の絶対数が不足している。例えば能見や鳥谷、西岡らがプロテクトから漏れるようなことがあれば、高年俸であってもちゅうちょせずに獲得するということだ。
すでに前マリナーズのステフェン・ロメロ外野手(28)と契約合意。次は日本ハムからFAした陽岱鋼外野手(29)の獲得に全力を挙げる。糸井の穴を埋めるため、あらゆる手を尽くす。