ＤｅＮＡの山崎憲晴内野手（２９）が２日、横浜市内の球団事務所で契約交渉し、５００万円減の１７００万円で更改した（金額は推定）。

　「今年１年、何もしていない。仕方ないと思う」と納得。「地獄のような１年だった」と振り返った。

　嘉手納キャンプ中の２月５日に左膝前十字じん帯断裂の重傷を負った。再建手術を要し、全治１２カ月。プロ入りして初めて、１軍でプレーできなかった。

　予定より早い９月２日に、ファームで実戦復帰した。来季は「内野全ポジション、キャッチャーも含めて、“スーパーユーティリティー”を目指したい」と原点復帰して臨む。

　「まだユニホームも着られずに膝に装具を付けている段階でファンの人が声をかけてくれたし手紙ももらった。応援してくれるファンの人たちに、横浜スタジアムに戻った姿を見てほしい」と誓った。