オリックス 糸井人的補償「1軍」5~6人 福良監督「ビッグネームいなかった」
オリックスは9日、ほっと神戸内で長村裕之球団本部長(57)、福良淳一監督(56)、田口壮2軍監督(47)、森浩二プロスカウト(54)が出席し、FAで阪神へ移籍した糸井の人的補償について会議を開いた。
阪神から提出されたプロテクト28選手を除くリスト。これを基に2軍戦で実際のプレーを見てきた田口2軍監督の話も聞きながら評価付けし、候補者を5~6人に絞った。
福良監督は「ビッグネームはいなかった。1軍で出ている選手は何人か入っていました。取るならば育成では意味がない。戦力としてでないと。力のある選手から取るということ」と話した。
チームの補強ポイントは左投手であり、二遊間を守れる選手、そして陽岱鋼の獲得に失敗したことから右打ちの外野手となるが、そこにこだわらないという。長村本部長は「投手、野手数人に絞った。あとは検証して15日にもう一度、福良監督と話し合う」と話した。故障歴などを調べた上で最終結論を出すことになる。