ロッテドラ1・佐々木は石川の出世部屋 「期待に応えられるよう頑張りたい」
ロッテのドラフト1位・佐々木千隼投手(22)=桜美林大=ら新人9選手が14日、ロッテ本社の浦和工場と浦和寮を見学。佐々木はかつて石川が使った部屋に入ることがこの日、内定した。
「204号」。いまやロッテのエース、石川が新人時代の14年に1年間過ごした部屋だ。この年の新人王に輝き、以来3年連続の2桁勝利を挙げ、今季は防御率トップのタイトルを獲得した。
即戦力候補であり、将来のエース候補にふさわしい、“出世部屋”だ。「期待に応えられるように頑張りたい」。佐々木は改めて気持ちを引き締めた。
来年1月の入寮に際し、「睡眠が大事ですからね。いいマットレスと枕を使いたい」。早くもプロとして具体的な準備を始めた。石川からは得意とするシンカーをさらに磨くため、「学びたい」とあくまで貪欲だ。
初めての寮生活。「(食事は)おいしかったです。好き嫌いはありません」。エース部屋であすのエースが羽ばたく。