カブス・上原、第4回WBCは「お断りしました」 カブスからストップ
米大リーグ・カブス入団が決まった上原浩治投手(41)が21日、テレビ朝日系「報道ステーション」に生出演し、来春に行われる第4回WBCについて「はっきり言わせてもらうと、お断りしました」と、出場を見送る考えを伝えたことを明かした。
上原は「球団には出たい意志は伝えましたけど、球団の方から出ないでほしいと」と、カブスからストップがかかったという。出場できないことに「本当に申し訳ないんですけど」と、謝罪した。
WBC日本代表には、「すごいメンバーの中でやるんで、楽しむというよりも、勝負の世界ですから一生懸命やるのはもちろんですけど、悔いのないようにしてほしい」とエール。「今でも思っています。やりたいですよ。でもこれは、雇われた身ですから。社長とかGMとか、上の人が言ったことに従うのが普通だと思う」と、語った。
第4回WBCの日本代表「侍ジャパン」は、20日に日本ハム・大谷、中田、DeNA・筒香ら18人を先行発表。21日にはアストロズ・青木が選出されたことが発表されていた。
上原は、巨人時代の06年に行われた第1回WBCに出場。3試合で2勝0敗、防御率1・59の成績を残した。第2、3回大会には出場していない。