清原和博氏「息子に会いたい」と涙 覚せい剤とは一生続く戦い
覚せい剤取締法違反で逮捕され、有罪判決を受けた元プロ野球選手の清原和博氏(49)が24日、TBS系「新・情報7DAYS ニュースキャスター」に出演し、「すべての野球ファンの皆様に」と事件を起こしたことを謝罪した。覚せい剤については「一日一日が戦い」「一生続く」とし、離れて暮らす長男について「息子に会いたいです」と涙を流した。
番組で清原氏を独占インタビュー。安住紳一郎アナは「インタビューをするにあたり、医療機関で証明書を発行していただきました。検査を実施して覚せい剤の検出は認められませんでした」と述べ、書面を拡大したものを放映した。
インタビューを行ったのは先週。清原氏は「この度は世の中の皆様、そして野球に携わる少年野球からすべてのプロ野球、名球界、高校野球、野球ファンの皆様のことを大変失望させてしまい、罪を犯してしまい、本当に申し訳ありませんでした」と頭を下げ、謝罪した。
保釈後の生活について清原氏は「保釈されたあとすぐ、病院に直行しました。ずっと部屋の中で。カーテンを閉じたまま」と述べた。
自身の報道は見ていたかについて、「さすがに見れなかったです」と少し笑って額の汗を汗をぬぐった。
覚せい剤をやめられたかという質問には少し間を置き、「やめられたという言い方はなかなか言いづらいんですが…一日一日、今日は使わなかった。じゃあ、明日も頑張ろう。一日一日の積み重ねですね。今は」と言葉を慎重に選んだ。覚せい剤について「本当に恐ろしい薬物。怪物で悪魔で。そのささやきに戦い続けるのは一生続くのかなと思っています」と冷静に話した。
離れて暮らす長男について「息子に会いたいです。息子に会いたいです」と繰り返し、両目を赤くはらして涙を流した。
清原氏は2月に逮捕され、5月に懲役2年6月、執行猶予4年の有罪判決がくだった。
インタビューの詳細については来週29日、同局系「ニュースキャスター 超豪華!ニュースランキング2016決定版」(後9・00)で放送する予定。