オリックス・陽岱鋼いとこは父からの宝物を持参

 いとこにあたる巨人・陽岱鋼(スマホ画面)そっくりの顔で笑うオリックス・張奕=神戸市の青濤館
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 オリックスの育成ドラフト1位で巨人・陽岱鋼のいとこである張奕外野手が9日、神戸市の青濤館への入寮した。

 持参したのは父・張正昌さんの論文。高校の体育教師でありながら、台湾の国立東華大学の研究生でもあるという。その父が張奕が子供のころからオリックスに入団するまで、どのような生活を送ってきて、プロ野球選手になれたかを小学校、中学校、高校の先生に取材して昨年11月にまとめたものだという。

 「父から見て下さいと言われて持ってきました。読むと泣きそうになるのでまだ読めません」

 そう言って張奕は宝物を新生活が始まる部屋のテーブルに大切そうに置いた。

 いとこの陽岱鋼と同じチームでのプレーを望んだが、巨人に移籍。

 「少し残念です」と話したが、尊敬するいとこの言いつけを守り、年末年始は台湾に帰国せず、日本でトレーニングに励んだ。

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