マエケンWBC出ない!ド軍が方針固める マー君も絶望的…国内組中心に
3月に開催される第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、日本代表「侍ジャパン」の候補であるドジャース・前田健太投手(28)について、球団側が出場させない方針を固めたことが11日、分かった。
前田は前回13年のWBCに出場。一昨年11月開催の「プレミア12」でもエースとして侍ジャパンを支え、今大会でも先発陣の柱として期待されていた。
だが、メジャー移籍1年目の昨季終了直後から、ドジャースのザイディGMが「シーズン終盤に疲労が見えた。来年の始動が早まるのは心配だ」と話すなど球団側は慎重な姿勢を示し、コンディション面を考慮して出場回避の結論に至った。
同じく侍ジャパンが出場を打診しているヤンキース・田中についても、チームのエース格であることから招集は難しい情勢。他のメジャー組ではカブス・上原の辞退で課題を残す救援陣強化に、マーリンズ・田沢の招集を希望しているが、日本ハム・大谷の「投手中心の起用」を軸にした国内組での編成となる可能性が高くなった。