中村21世紀枠で40年ぶりセンバツ 前回準V元監督も祝福
第89回選抜高校野球(3月19日開幕・甲子園)の出場選考会が27日、大阪市内で行われ、出場32校が決定。部員16人で昨秋の高知大会を制した中村が、21世紀枠に選出された。
中村は1977年に部員12人でセンバツ準優勝。エース・山沖之彦(元阪急など)を中心とした快進撃は“二十四の瞳”と話題を集めた。それ以来、40年ぶり2度目の甲子園となる。
この日は1年生6人が関東方面へ修学旅行中のため不在。21世紀枠選出の朗報が届くと、2年生10人とマネジャーらがグラウンドに集まり喜びを分かち合った。40年前の準優勝チームを率いた市川幸輝元監督(79)も学校を訪れ祝福。当時のメンバーら多くのOBもグラウンドに駆けつけ、ナインに熱いエールを送った。
「準優勝した40年前の先輩たちや応援してくださった方々のおかげで甲子園に行ける。感謝の気持ちを持ってプレーしたい」と山本泰生主将(2年)。エースで4番の北原野空(のあ)投手(2年)は「目標は甲子園優勝」と力強く誓った。
同校OBで一昨年8月に就任した横山真哉監督(54)は「地元のみなさんはみんな『40年前の感動をもう一度』と思っている。甲子園に出るだけではなく、全国の強豪校を相手にどれだけ通用するか挑戦したい」と話した。
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