早実の1年生4番・野村「出るからには優勝。打率5割以上目標」
第89回選抜高校野球大会(3月19日開幕、甲子園球場)の出場32校が27日、大阪市内で開かれた選考委員会で決定した。清宮幸太郎内野手(2年)が主将を務める早実(東京)が出場校に選ばれた。1年生4番の野村大樹内野手は「すごくうれしい。地元が関西でよく足を運んでいて『ここでやりたい』と思っていた。夢のようです」と、笑みをこぼした。
兵庫県宝塚市出身。早実の試合や大阪桐蔭・藤浪(現阪神)と花巻東・大谷(現日本ハム)との対決、プロ野球の阪神戦を含めれば20~30試合は甲子園で観戦したことがある。自身がプレーするイメージは「まだ全然できない」というが「自分が持っている以上の力を出せる場所だと思う。楽しみです」と、胸を躍らせた。
下級生にしてすでに高校通算23本塁打を誇るスラッガーは「明治神宮大会では5割打てたので、打率5割以上を目標にしたい。ホームランは気にはしていないけど、打てたらいいな」と宣言。投打で超高校級の呼び声が高い、同学年の大阪桐蔭・根尾との対戦も希望した。
今冬は体重を3キロ増量して82キロとなり、太もも回りは「前より太くなった65~66センチはあると思う」と、成長を明かした野村。「出るからには優勝を狙いたい」と、早実60年ぶりの優勝に照準を定めた。
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