韓国、イスラエルに敗れる WBC開幕戦で大波乱
「WBC・1次リーグA組、韓国1-2イスラエル」(6日、高尺スカイドーム)
第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は6日、韓国ソウルで1次リーグA組が行われて開幕。初出場のイスラエルが延長十回、2-1で韓国に競り勝った。イスラエルは1-1の延長十回、バーチャムの適時内野安打で1点を勝ち越した。韓国は1点を追う五回に徐建昌の適時打で追い付いたが追加点を奪えなかった。今大会には16チームが出場し、C組は米国、D組はメキシコで9日(日本時間10日)から行われる。
韓国は前回大会に1次ラウンドで敗退した雪辱を期して開幕戦に臨んだが、初出場のイスラエルを攻め切れず、黒星スタートとなった。金寅植監督は「投手が四球を多く出してしまった。(攻撃は)チャンスを生かせなかった」と声を落とした。
投手陣は二回に押し出し四球で先制を許したが、小刻みな継投で粘った。1-1の八回2死満塁では元阪神の守護神・呉昇桓を投入。150キロ前後の直球を4球続け、バーチャムを見逃し三振に仕留めた。九回も続投し、2三振を奪って無失点で乗り切った。
昨季は米大リーグ、カージナルスに移籍し、76試合に登板して6勝3敗19セーブ、防御率1・92と活躍。金寅植監督が「スピードもスピンも本当にいい」と全幅の信頼を寄せる右腕の快投で、チームに勢いを呼び込んだかに思えたが…。延長十回2死一、三塁で、元ヤクルトの林昌勇が二塁内野安打を許して勝ち越された。
打線は日本球界で活躍した金泰均、李大浩の3、4番コンビが五回、同点としてなお1死一、二塁から続けて凡退するなど無安打に終わった。
金寅植監督は「使命を果たせなかった」と無念の表情。初勝利を挙げたイスラエルを「ベンチワークも良かった」とたたえるしかなかった。中軸は変えず、7日のオランダ戦に臨む。





