愛媛・西条が2回戦へ 阪神・秋山先輩に続け、8年ぶり聖地へ意欲

 「高校野球・愛媛大会1回戦 西条14-5三島」(14日、今治市営)

 西条が七回コールドで三島を下し、2回戦に進んだ。

 初回に4点を先制した西条だったが、背番号10の先発・戸田教介投手(2年)が相手打線につかまり序盤は打ち合いに。しかし、三回1死から2番手で登板したMAX144キロのエース・山本隆偉投手(3年)が伸びのある直球と鋭いスライダーを武器に好投。相手の追い上げを食い止めると、打線は6-5で迎えた五回、8番・河村虎輝捕手(3年)の右中間三塁打や2番・高砂賢太内野手(3年)の2点タイムリーなどで一挙5点を奪った。

 六回にも2死満塁から2番・高砂が、右翼フェンスを直撃する走者一掃の適時二塁打を放ってリードを広げた。

 1959年夏に全国制覇を果たすなど春夏合わせ12回の甲子園出場を誇る名門だが、聖地には秋山拓巳(現阪神)を擁した09年夏を最後に遠ざかっている。

 その秋山が今季、阪神のローテーションの柱としてここまで7勝を挙げるなど大活躍。エース・山本は「秋山さんの活躍を見てモチベーションを高めている。自分たちにも風が吹いていると思って頑張りたい」ときっぱり。偉大な先輩から刺激を受け、目指すは8年ぶりの甲子園。河村捕手は「自分たちが甲子園でプレーする姿を秋山さんに見てもらいたい」と目を輝かせた。

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