ロッテ・角中、復帰即あわやのプレーで冷や汗
「オープン戦、西武0-0ロッテ」(20日、メットライフドーム)
クリーンアップの一角、角中勝也外野手(30)が1軍に復帰したと思ったら、“あわや”のプレーだ。
一回1死一塁。源田の左翼線方向への飛球を追ってジャンピングキャッチ。捕球したが、グラウンドに倒れ込んだ際に背中と腰を強打した。
しばらくうずくまったが、幸いにも立ち上がり、そのままプレーを続行した。
キャンプ終盤に起こした右腰背部の違和感から2軍でずっと調整を続けて、この日1軍に合流した。「4番・左翼」でスタメン出場した矢先のアクシデントだった。
「体の中からドーンと来た感じ。頭は打ったけど大丈夫です。症状としてはぎっくり腰みたいな…」
二回、「正直ムリかと思ったが、1回打席に立ってみたかった」とバットを振って中飛に倒れた。
「状態はよかった。もうちょっといきたかったけど」。三回裏から左翼の守備を根元に譲った。
角中は「あす、起きてみないと分からない。病院に行くみたい」と話しており、大事を取って病院で検査を受ける予定だ。
この日、「積極走塁」の象徴・荻野が足に張りを訴えて欠場している。