ロッテ、台湾の至宝・王柏融の獲得調査を本格化

 ロッテがラミゴ・モンキーズの主砲、王柏融外野手(25)の獲得調査を進めていることが16日、分かった。王柏融は昨年まで2年連続で4割をマーク、昨年は三冠王に輝いた台湾球界の至宝。本人は以前から日本でのプレーを熱望し、日本球界も注目していた。

 ロッテも同様で、球団幹部はこの日「もちろん、調査は続けています。面白いと思っている」と明言した。来季の補強ポイントは長打力のある野手獲得。今季のチーム本塁打78本は12球団最少で井上の24本が最高だった。

 王柏融の今季本塁打数は14本だが、ZOZOマリンは元々右翼方面への風の影響で左打者有利だ。しかも来年は最大で外野フェンスを4メートルせり出す「ホームランラグーン」が設置される。本塁打量産が期待できる。

 王柏融の今季年俸は2400万円(推定)で、海外移籍となれば金額が跳ね上がる可能性もある。だが、ロッテは今季球団史上最多の観客動員を記録、黒字化への足場をつかんで資金供出は可能だ。

 ロッテとラミゴは友好球団で数年前から春と秋に親善試合を行っている。台湾出身のチェンも在籍しており、台湾にはロッテのファンも多い。

 広島・丸にも興味を見せていると言われるが、4年契約で16億円とも言われる“マネー戦争”には参戦せず、現実路線をにらむ。

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