ヤクルト小川“ライアン”やめる 投球フォーム改造宣言「体へのストレス変わる」

 ヤクルト・小川泰弘投手(28)が19日、東京都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、200万増の9200万円でサインした。右肘疲労骨折の手術明けだった今季は、5月に1軍に合流して8勝。来季に向け「変化を恐れては成長はない」と、米大リーグの伝説的大投手ノーラン・ライアンを参考にした、代名詞の左足を高く上げる“ライアン流”フォームの変更に着手することを宣言した。

 狙いは体への負担軽減と制球力向上。今季は9月に1度、腰の違和感で先発を回避した。「体へのストレスは変わるかもしれない」と効果を期待する。身長171センチの体を最大限に使うため、大学3年時に体得したフォーム。「ライアンって呼ばれなくなるかも」と冗談めかしつつ、足の上げ方を大幅に抑えるイメージを明かした。

 もっとも「ダメなら戻ればいい」と感触がよくなかった場合は、変更を取りやめる考え。「優勝に貢献していく中で、2桁勝利や規定投球回を大きく超えていければ」と目標を掲げ、開幕投手への意欲も口にした小川。“脱ライアン”でさらに大きなエースとなる。

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