日本ハム、来秋ドラ1有力候補は大船渡・佐々木 くじ引き役「侍」監督・稲葉SCO
日本ハムは来秋ドラフトの1位指名最有力候補として、大船渡・佐々木朗希投手(17)をリストアップしていることが30日、分かった。栗山監督も獲得を熱望する最速157キロ右腕。吉村GMは個人名こそ挙げなかったが「ほぼ決まってる。投手だよ」と明言した。
189センチの長身から繰り出される快速球は、エンゼルス・大谷をほうふつとさせる。同じ岩手県出身ということもあり、運命の赤い糸を感じている指揮官。「ヨシ(吉村GM)は何か言ってた?佐々木?」。本気度の表れか、意中の“恋人”の実名を公表した。
競合した場合のくじ引き役として、野球日本代表「侍ジャパン」の監督も務める稲葉SCOの可能性が浮上。「球団に属しているし、今年も選択肢の中にあった」と吉村GM。今秋のドラフトで4球団競合の根尾を外した木田投手チーフコーチは、既にその役を退いている。
新球場開業予定の23年に向けて、ドリームチーム作りを進めるファイターズ。“大谷2世”の獲得で弾みをつけたい。