高橋由伸氏「負けて終わりたくはない」ラジオで監督復帰への思いを語る
元巨人監督の高橋由伸氏が19日、TOKYO FMで放送された「TOYOTA Athlete Beat」に出演。3年間の監督生活を振り返り、「いや、正直、本当に疲れました。まだ疲れが抜けない」と本音を漏らした。
3年連続V逸の責任を取って辞任。現場から離れ、新生活を送っているが「まだ実感がない。2月1日になると、キャンプ地に行かない。そうすると実感が湧くかもしれない」と語った。
今後は評論家としての活動も本格的に始まっていく。「現役で18年。監督として3年。ユニホームを着させ続けていただき幸せでしたが、初めてユニホームを着ない1年が始まる。不安というか想像がつかない。どういう生活になるんだろう」と語った。
パーソナリティーの俳優・藤木直人から、将来的に監督復帰したいか問われると「そうですね。負けて終わってしまった。負けて終わりたくない。負けたままは嫌だなと」と、意欲を示した。グラウンドの外から野球を学ぶことにも「21年間、視野が狭かったというわけではないが、同じ位置からしか野球を見ていない。視野を広げていろいろなものを見ることができたら」と語り、前向きな姿勢を示した。