巨人が新型コロナウイルス感染対策 7・8日ヤクルト戦 新技術試験導入

 巨人は23日、東京ドームで行われる11月7・8日のヤクルト戦で現在の1万9000人から上限を満員の8割程度となる3万4000人に引き上げ、新型コロナウイルス感染対策の新技術を試験的に導入する。

 新技術の実証内容として、場内カメラの映像分析を行い、場内102カ所のカメラのうち10カ所の映像から人の流れを可視化し、混雑状況を把握。滞留者が多いエリアの誘導係員を即座に増員できるようにする。

 観客席などのCO2濃度を時間帯別に計測。収容人員人数の上限が50%時の計測結果と比較して混雑状況の変化を分析するほか、換気のタイミングや換気能力の増減の程度を分析する。

 東京ドーム内100カ所に設置した小型受信機で、スマホのBLE電波を感知し、コンコースやゲート、売店、トイレでの人の通過、滞留をデータ化し、来場者の行動を分析。効果的な場内誘導策や三密回避対策の検討に活用する。

 会場外での感染リスクの検証等、来場者の入場前と退場後の動態データを解析、周辺繁華街に立ち寄る人口分布を把握し、イベント終了後の効果的な感染防止策や交通誘導策の検討に活用する。

 東京ドームの感染予防の取り組みは巨人の公式サイトの特設ページで見られる。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス