楽天・安楽 セットアッパー名乗り キャンプ初日から計436球「ギリギリ攻める」
「楽天春季キャンプ」(4日、金武)
楽天・安楽智大投手(25)がこのキャンプでは1日最多となる121球をブルペンで投げ込んだ。右腕は「がむしゃらに七回、八回というポジションを奪いにいきたい」とセットアッパーに名乗りを上げた。
昨季はキャリアハイを大幅に上回る58試合に登板し27ホールドをマークするなど一気に飛躍。安楽は「自信になった部分もある」と手応えを口にし、石井監督も「ある程度の実績を自分で作ってくれた」と評価していた。
キャンプ初日からここまで4日連続でブルペン入りし計436球を投じた。「連投はリリーバーだったら増えてくる」とシーズンを見据えての準備だと話し、「(体が)壊れるか壊れないギリギリを攻める」と腕を振り続けている。
リリーフになって3年目。「抑えた時にベンチが出迎えてくれた時がうれしい」とそのやりがいを語った。「まだたった1年。結局安楽は1年だけかと言われないためにも今年が勝負だと思っているんで」と今季は絶対的な存在となる覚悟を示した。