骨折から復帰の明大・宗山「試合の中での不安ない」 2打席連続適時打に好守で復活アピール 明大は東大に21得点で爆勝

 試合後に主将としての思いを語る明大・宗山塁(撮影・堀内翔)
 試合後の会見でリラックスした表情を見せる明大・宗山塁。右は田中武宏監督(撮影・堀内翔)
 試合後にポーズを決める明大・宗山塁と田中武宏監督(右)=撮影・堀内翔
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 「東京六大学野球、明大21-2東大」(20日、神宮球場)

 明大が東大に快勝で白星発進した。死球で右肩甲骨骨折を負っていた今秋ドラフト目玉の宗山塁内野手(4年・広陵)がスタメン復帰してフル出場。2打席連続適時打をマークするなど復活をアピールした。

 大学ナンバー1と称される遊撃の守備でも見せた。八回先頭・井之口が放った三遊間への打球を逆シングルで捕球し、故障の影響を感じさせない見事なスローイングで一塁アウトに。「試合の中での不安はなくなっている」とうなずいた。

 試合後は「まず1勝先に取れたというのは、自分たちの代の初めての勝利ですし良かった。まだまだ見直すことはあるんですけど、ヒットが出たこと、それが打点につながったことは大きい」と安堵(あんど)。復帰までは、紅白戦や実戦形式の打撃練習などで「30打席」を基準にそれ以上の打席数を重ねたといい、「気にせずに100%でやれている」と万全の状態へ回復したことを強調した。

 明大の先輩・高山(BC新潟)が持つリーグ記録131安打の更新にも期待がかかる中、この日で通算安打数を96とした。

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